水泳はまず全身運動を使う有酸素運動です。また陸上の運動の4倍~10倍の運動量があるため、継続することでより効率用基礎体力がつき、免疫力も向上します。また水の抵抗を受けながら体を動かすことで地上での運動よりも全身の筋力がバランスよくつきやすく、筋力がつくことで基礎代謝が上がり、脂肪燃焼もしやすい体になります。
プールの水は体温よりも冷たい30度前後に設定されていることが多く、水泳で水中に入ることで体温は奪われますが、体が体温を一定に保と調整するので、水泳をつづける中で自然に体温を調整力が身につきます。季節の温度変化に強くなり体調を崩しにくい体をつくります。
水中では呼吸が制限されるため、水泳では肺を大きく動かし、呼吸筋を鍛える運動ができます。水の抵抗を受けながらの運動は全身を使っての有酸素運動になるため心拍数が上がりやすく心臓機能の向上が見込めます。心肺機能が向上することで、小児喘息が改善された等の効果が得られている方もいます
アメリカの医学者であるスキャモンは「発達・発育曲線」を発表し、神経機能は5歳頃までに約80%、12歳頃にはほぼ100%形成されると提唱しています。
つまり12歳ごろまでの「ゴールデンエイジ」と言われる子供の体の成長期には、脳内のシナプスの形成も活発に行われているため、その時に水泳をさせることによって生じる刺激は常に効果的です。
またある調査結果では、東大生が、東大生の約6割は小学生の頃にスイミングスクールに通っており、学力向上に直結しそうな塾よりもスイミングスクールに通った子どもが多かったというのです。このことから「水泳は頭の良くなるスポーツ」としても注目されるようになりました。身体だけでなく脳の発達にも効果があると言えそうですね。
日本からメジャーリーグに挑戦された選手の多くが幼少期にスイミングを習っていた話は有名です。
スイミングを習い始める時期は脳が最も発達する幼児(4歳~6歳)がお勧めです。
日ごろから定期的な運動を行う事でお子様の将来が変わります。
新学期から新たな運動の習い事をはじめてみませんか??